
ギリシャが大変なことになっている、若年層の失業率が50%を越え、反政府デモが大学を占拠、アテネ大学のコンスタンティス・マルコウ(19)は、「人々は悲観的で落ちこんでいて、悲しみが取り巻いている」 ― http://www.bloomberg/news/
傍らでは、
「イヌがケンカし、学生らは、ここは、麻薬の密売人と使用者のたまり場だと話している」
ここが、かつて、ソクラテスが弁証し、プラトンが推理し、アリストテレスが闊歩したあのギリシャなのか、世界の大学トップ400校で、南欧ではバルセロナのポンペウ・ファブラ大学が186位、ギリシャではクレタ大学のただ一校、順位は276~300位、ちなみに一位はカリフォルニア工科大学、現在は苦しいが将来も暗いということ、それもこれも財政がひっ迫し大学行政に金を回すことができない、教員に給与を出すことができない、国債の利払いをした後、予算の7割が公務員の給与と年金に消えていくためだ。
そんな中で、フランスの大統領選とギリシャの総選挙、フランスの大統領とギリシャの政権が交代、ドイツとフランスが中心になって進めてきた財政緊縮政策に、両国の有権者がそっぽを向いた、たちまち各国の株式市場が急落、ギリシャの財政再建に暗雲が立ち込め、ユーロ世界の根幹が揺らぎ始めた。
サルコジが48.3%、社会党のオランド前書記が51.7%、地区ごとの投票率を見ると、移民の多い地区はオランド、金持ちや白人のフランス人の多い地区はサルコジ、やはり、複雑である。
オランドは財政規律一辺倒ではなく、それ以外の政策があることを訴えた、それはそれでいいのだが、そのフランスの失業率が10%、労働コストはOECD・経済開発機構で最高水準、だから、フランスでも財政不安が大きく、今年、格付け会社は、国債の信用格付けを最高のトリプルAから引き下げた、それなのに、オランドは最低賃金の引き上げ、教員を6万人増やすことを明言している、大丈夫なのか。
ギリシャ発の財政危機がヨーロッパ各国に波及する恐れがあり、5月9日、欧州金融市場でスペインの10年物国債利回りが、前日の5.8%台から6.1%台に上昇、国債の利回りは低い方が健全で、その国債の人気が無くなれば利率を高くしなければ売れない、イタリア国債も5.6%台から5.8%台に上昇した。
ギリシャは公務員の比率が高く、全就業者の30%で、しかも民間の給与の2倍、年金の支出も大きい、あの国では税金を払わない伝統があり税収ではとても賄いきれない、そこで国債の発行になるのだが、これを償還できない恐れが出てきた、そこでEUに泣きつき今回はなんとかなりそうだ、今後はどうなるのだろう、ギリシャの国債が「紙の爆弾」になった。
ギリシャというキリギリスが、ユーロの緑野に放たれ、甚大な被害を起こそうとしている。







by axz555
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